今夜も死後硬直
その10【おちゃのこさいさい】

意味としてはなんらむずかしいモノではありません。
「か〜んたん」ということですね。
しかし、誰もが思うように、本来なら
「おちゃづけさらさら」
でなくてはいけないはずです。
いそがしいときでも、お茶をかけて
さらさら〜っとかたずけちゃえるくらいカンタン。
これならよく意味がとおりますね。

しかし、お茶漬けではなく「おちゃのこ」
さらさらではなく「さいさい」なのはなぜでしょう。

古来お茶漬けには妖精が宿ると言われています。
「お茶の子チャビン」という名前もあります。
昔のヒトは、お茶漬けがなぜこんなに早く食べられるのか。
これを科学的に解明することができなかったんですね。
そういうときはたいがい、よいことは妖精のおかげ、
悪いことは妖怪のしわざ、ということになります。

この場合はよいことなので、妖精。
そして魔法のコトバが「さいさい」なのです。
本来は「さいさい〜」と、語尾を伸ばして言うのが正確です。
その際は「い〜」の部分を半音上げるとさらにいいでしょう。
この「さいさい」のもとになっているのは
もちろん「再再」。
よいことが再び来るようにという願いが込められています。
中国語だと「オチャノコツァイチェン」になります。

う〜ん。死語硬直・・・
んなわけで、また。