だらだらぶん525
  親子丼 

  • 【2003年3月13日ぶん】

    新橋の雑駁な通りを歩いていたら
    「チビクロサンボ」という名のふる〜い喫茶店があった。
    いわゆる純喫茶ってやつだ。
    しかし、いくら古いっても、この名前はちょっと衝撃的。
    いつからか(言ってはイケナイ)ってことになってしまった名前。
    最近は絵本の主人公がクロという名の犬になってしまったりしている。
    (そういうのがホントにあるらしい)
    犬ならいいのか…って気もするけど…。

    作品をねじ曲げることと、人種差別してはいけないってことの
    どっちが大切なのか(どっちも大切なんだろうけど)むずかしいところだが、
    気にしなければ、気にしないまま過ぎていくのかもしれない。
    (この喫茶店みたいに)

    関連してるのかしてないのかよくわからないが、
    最近気になったモノの名前。それは『親子丼』…だったりする。
    単純にさ、鶏肉と卵で「親子」っての、
    よーく考えるとひどくない?残酷っつーか…。
    まあ、名前はどーあれ、だから喰わないってことは決してないわけで、
    名前が残酷だから、お前は喰わないのか。と言われると
    いやいや、とほほ。ってなっちゃうんだけどね…。
    豚肉と卵で他人丼ってのもすごいが…。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん524
  人体の神秘 

  • 【2003年3月11日ぶん】

    (一部子供むけではない表現を含んでいます。ご注意ください)
    やっぱね。人間のカラダがいちばんすごいっすよね。
    そのなかでも一番すごいのが、せーきまわりね。
    カラダってよくできてるのはもちろんなんだけど、
    そのぶんスキがないじゃないですか。
    こうなったらこうなるってのがはっきりしてるというか…。
    あたりまえだけどね。心臓がそんときによって動き方変えたりしたら怖いもんね。

    ところがこのせーきまわりってのは、すごくイレギュラーっすよね。
    いきなりおっきくなったりちっちゃくなったりして…。
    それも調子とかじゃなくて(キモチ)に左右されたりしてね。
    そんないいかげんでいいのか。ってかんじですよね。そこがなんかかわいい。

    あと、女の人はよくわかんないかもしれないけど(わかってるかもしれないけど)
    (ふくろ)があるじゃないですか。大事なものが入ってるふくろ。
    よくキャッチャーが球ぶつけられて股間おさえてうずくまってるアレ。
    あれほど大切なものが、あんなすぐ危険にさらされるような場所にあるってのが
    これまたすごいですよね。
    普通に考えりゃ大事なモノは奥の方にしまってあるもんでしょ。
    それなのになんで外に出てるか…。
    あれって空冷式なんだって。知ってました?
    冷やしとかないと、なかのもっと大切なやつらが死んじゃうんだって。
    だから外に出してあんのね。

    しかもね。娘さんは彼氏に聞いてみてほしいんですけど、
    (聞いたら人格を疑われるかもしれないけど…)
    あのふくろって、すっごく伸び縮みするんですよね。
    まあ、よく(縮み上がる)って表現されますけど、
    寒かったり、なにか恐怖を感じるとめちゃくちゃ縮むのね。
    (逆に暑かったりすると、だらーっとする)

    なんだかいいかげんのような、デリケートのような…。
    温度だけじゃなく、キモチによっても縮むってのは、
    やっぱり(守ろう)とするからなんだろーね。
    その半端な守り方が、なんとも愛しいというか…。

    しかし(縮み上がる)っていう表現も、
    いま打ってみて気づいたんだけど(上がる)んだよね。確かに。
    ちぢんであがる。
    もっと言っちゃうと、上がってカラダの中に入ろうとする。ホントに。
    (すくみ上がる)とか、恐怖を感じたとき、一般に(上がる)みたいだけど、
    それって、ひょっとしたら上がることによって、
    アレを守ろうとしている本能的な動きじゃないだろーか…。
    と、いま思った。

    ま、そういうことなんで、
    娘さんにも、かわいがってあげてくださいね。と言いたいね。
    (ナニ言ってんだか…)
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん523
   

  • 【2003年3月9日ぶん】

    東風吹かば にほひをこせよ 梅の花…なんつってな。
    季節は梅から桜へとうつろってゆきますが、今のお気に入りは「干し梅」です。
    「梅干し」じゃないんですな、これが。
    言ってみりゃ「梅干しをさらに干して水分を完全になくしたもの」っすかね。
    これがけっこうクセになる…。
    最初は鹿児島で買ったものをちょこっともらったんですけど、
    「薩摩黒糖梅」つって、梅の実を黒糖に漬けて天日で干したもの。
    ひとくちめ甘くて、そのうち酸っぱさが混じって、微妙な味になる。
    ずっとしゃぶってるんですな。ながーいこと。
    沖縄にもそういうのあるらしいですね。

    そうとう気に入ったんですが、東京じゃあ売ってないんだよなあ。
    ネットで調べたけどぜんぜんわかんないし。
    コンビニでも似たようなのは売ってるんですけどね。
    やっぱそこまでうまくないんだよなあ。買ってるけど…。
    タバコ吸えないとき、ガムよりいいんですわ。これが。
    ま、それだけの話なんですけどね(オチなし)
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん522
  ター 

  • 【2003年3月7日ぶん】

    英語ってオンビキつけると、
    それをするモノ(ヒト)になるじゃないですか。
    たとえば、cutするモノがcutterだったり、
    writeするヒトがwriterだったり。
    あれってラクでいいですよね。
    日本語だと、そういうのないからね。

    ためしに「人」とかつけちゃう?
    切断するのが切断人。書くのが書人。
    なんか特撮ヒーローものの怪人みたいね。

    そういえば仮面ライダーもrideがriderだねえ。
    動詞だけじゃなくて、モノの名前でもいけちゃうってのがすごいね。
    バットでバッターとか。
    あ、これって英語的には動詞なんですかね?
    だけど日本人から見ると「名前」+「ター」ですよね。

    そういうの、ほとんど日本語化してるじゃないですか。
    逆に日本語で言い表せないから、かもしれないけど。
    こうなったらなんでも「ター」をつけちゃうのはどうですかね。
    アクロバットするヒトはアクロバッター…とか。
    ちょっとたとえが唐突でした。
    しかもバッタみたいだし…。
    すごく器用にジャンプして回転して着地するバッタを想像してしまった。
    なんのこっちゃ…
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん521
   

  • 【2003年3月6日ぶん】

    去年から花粉症ぎみなんですけど…。
    去年は、なんか(ぽいなあ)ってくらいだったんですが、
    今年は(きまくり)ますね。
    買いましたよ。マスク。
    いろんなのがありますねえ…。
    高いの安いの、円いの四角いの尖ったの…
    選ぶのけっこう楽しかったりしますね。
    花粉症にしか味わえない楽しみ…なんてことはないですけどね。

    ひとくちに花粉症と言っても、症状はひとそれぞれみたいですね。
    花粉の種類によって違うんだ。なんて言いますけど。
    ボクのはなんかヘンで、
    外出から帰って「室内に入った瞬間」が一番激しい…。
    服なんかに付いてきたのがエアコンで舞いまくってるのか、
    ひょっとしたらハウスダストのせいなんですかね。
    だとしたら花粉つーより家粉ですね。…。
    あんまりうまいシャレじゃないっすね。くしゅん
    …だらだらだぶん

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 だらだらぶん520
  ゴム体 

  • 【2003年3月4日ぶん】

    誰かが「そんなご無体な…」などと懐かしい言い回しをした。
    なんとなく「ご無体」が「ゴム体」に聞こえてしまった。
    「そんなゴム体な…」
    太字にするほどのことではないが、なんとなく感じが伝わるのが怖い。
    ムリを言われて、カラダよじって伸びちゃった感じである。
    「ゴム帯」ってのあるか…。
    これだと、ゴム帯にカラダを縛られて自由が効かなくなった感じだ。
    「ゴムタイ」…こうなると、新しい格闘技である。
    ぴゃらりと笛の音がする中、
    赤コーナーと青コーナーに分かれた選手
    (もちろんアタマにハチマキみたいのをしている)が、
    口にゴムをくわえて踊っているわけだ。
    ゴングがなる。お互いどんどん離れていく…痛そうなスポーツである。

    だいたい、ご無体に「ご」が付いているのがわからない。
    なんで丁寧なんだ?
    こっちがすごく卑屈ってことか。
    そうかそうか。ご無体なことを言ったりしたりする人は、
    こっちよりエラい人なわけだ。
    逆らいたいけど、逆らえないツラさが現れているコトバ…なんだなあ。
    やっぱり、あんまり使いたくないコトバだなあ。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん519
  たんぽぽ会 

  • 【2003年3月3日ぶん】

    たんぽぽ会*の皆様。大変お疲れ様でした。
    昨年の夏の会を欠席した私にとりまして、久しぶりでしたが、
    やはり、たんぽぽ会はいいね。って思いました。

    写真も出来上がりましたので、どこかでプリントしたいと思います。
    さて、次回はいつにしましょうか?

    ちなみに私事ではありますが、週末にはこんな事がありました。
    一台のカメラで今年最初から妻とともに、赤ん坊の写真をとりまくっていたんです。
    が、カウンターが出てないのと、あまりにもたくさん撮れる
    (こんな枚数のフィルムはないはずだなあ。)のに不思議に思いました。
    ひょっとして?と思い(フィルムが撮りきちゃったたんだろう。
    フィルムのないカメラで撮ってたんだ。やばっ。)現像に出したところ、
    当然家族の人たちは赤ん坊のいろんなショットを期待していたんだろう。
    退院したとき、お宮参りから、あるいは挨拶回りをした人々の記念撮影などを。
    などを。・・・

    みんなが楽しみにしていたフィルムに写っていたのは、
    なんと別所温泉・花屋旅館**での人々ではないか。
    私は悩みました。愕然としました。
    この写真を首を長く待ってる人達に見せられるのだろうか?
    しかも何年前の?どうして?赤ん坊がまるっきり写ってないのはしょうがない。
    いや、しょうがないではすまない。何が起こったんだあ?
    だけど、この写ってる人たちのくったくのない笑顔。・・・

    私は忽然と消えてしまいそうになりました。
    今度の何かの機会でお見せいたしましょう。どんな写真かを。
    そんな週末を私は過ごしました。皆様はいかがな週末を過ごされましたか?

    ではまた。たんぽぽ会 王子ナカムラ3世(仮名)

    *たんぽぽ会…おやじたちで年2回行っている温泉ツアーの会。飲んで浸かること意外さしたる目的もない。最初に行ったときに、宿に「たんぽぽ会御一行様」という札がかかっていて(それは別の団体だったのだが)響きのよさに惹かれ、名前をいだだいた。

    **
    別所温泉花屋旅館 前々回のたんぽぽ会で行った長野県上田の旅館。すげーよかった。

    っつーとんでもない人もいるわけで。困ったものです。だらだらだぶん

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 だらだらぶん518
   

  • 【2003年3月2日ぶん】

    ♪〜たったらーんたったらーんたったたったらーん〜
    …って、そりゃミッキーマウスマーチじゃねーか。アミノ式ーっ!

    ところで、アミノ式、名前もなーんかに似てますよね…。
    オギノ式…。やっぱ意識してますよね。してるしてる…。
    琉球号ってのもね。流星号ですよね。流星号流星号応答せよーっ…てな。

    まあね。どっかに似たような記憶があるってのが、
    覚え安さになるのは確かなんですけどね。
    あと、この「式」とか「号」っての、
    みんなが知ってるのに、ちょっと耳ざわりに違和感がある。つけるだけで新鮮になる。
    この手はちょっと流行りそうですね。あとナニがあるんだろ。

    燃焼系の「系」もそうですが、
    こういうのって、なんだかわかんないけど「くくる」んですよね。
    なーんとなくカテゴライズするっつーか。
    このなーんとなく、ってとこが大切で、
    逆に言うと「決めてない」んですよね。そのへんにある…って感じで。
    なにかと「決められない」時代なんで、必然的にそうなるんですね。
    なーんとなくです。まあ、その場の気分はなんとなくわかったように思うんですが、
    錯覚なので、ナニも解決しないんですねえ。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん517
  新橋 

  • 【2003年3月1日ぶん】

    新橋は深い。

    新橋はサラリーマンなんとかクイズとか、
    なんとかかんとかオブジェクションとか、よくやっている、
    サラリーマンの街である。
    世の中のお父さんのほとんどはサラリーマンだから、
    世の中の一番正しいお父さんの街…なのかもしれない。

    お父さんの街は意外と早く店が閉まる。
    夜10時くらいになると、もうすでに末期である。
    うそのような話だが、その時間になると、
    すでに「まっすぐ歩いている人がひとりもいない」街になったりする。

    だけど、しっかり夜中までやってる店もあって、
    それはうわべからはなかなか見えなかったりする。
    とにかくちっちゃい店がいっぱいあって、
    安い店ばっかりかと思うと、高級なところもあって…。
    とにかく新橋は奥が深くて、底が見えない。

    駅前のビルに「ポンヌフ」という喫茶店がある。
    映画にもそういうタイトルのが確かあった。しゃれた響きである。
    実は「ポンヌフ」とは「新しい橋」という意味らしい。
    だじゃれであった…。
    しゃれた響きとだじゃれの違和感。
    これが新橋の奥の深さである。だらだらだぶん

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 だらだらぶん516
  近いようで遠い 

  • 【2003年2月28日ぶん】

    よく駅のホームで見かける風景。
    営業らしき人がケータイで仕事の電話をしている。
    考えてみると、そういう移動の最中にまで、仕事を持ち込んでいるんだから、
    ケータイってやつも罪なヤツだなあ…と思う。

    で、驚くのは、そういう営業の人の、驚くほど丁寧なしゃべり方ね。
    ヨドミないってーのか、カンペキな敬語と丁寧語っつーのか…。
    その人うちの会社に持ち帰って、新入社員に聞かせてやりたいっつーか。
    まあ、オレに言われたくはないと思うが…。

    こういう、まあ人になんかを伝える仕事をしてるわりには、
    そういう、いわゆる「仕事っぽい仕事風景」って見ることないんだよな。
    ウチの営業は営業っぽくないし…。

    世の中にはいろんな仕事があって、
    たぶんそのほとんどは、想像してるのとは違う世界なんだろうな…と思う。
    すごく近くて遠い世界が実はいっぱいあるんだよね。
    だけどそれは固い殻に覆われていて、ふだんは見えない。
    それがケータイってもんのせいで、ちょこっとホコロびて、こぼれてたりして、
    まあ、それはそれでおもしろいなあ。と思ったのだった。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん515
  どっちが先 

  • 【2003年2月27日ぶん】

    プロは「詞」を先に作るのか「曲」を先に作るのか…という話になった。
    プロに聞いたことはないんで、結論は出てないんであるが、
    常識的に考えて、曲を先に作った方がラクだよねえ。

    まあ、人によっても違うのかもしれないけど、
    曲を作ってそこに詞をあてはめるのと、詞を先に書いてそこに曲をつけるのでは、
    詞に曲をつける方がむずかしそうだ。
    よっぽどリズムや繰り返しに気をつけて書かないと、
    できあがったものが、だらだらしちゃうもんね…。

    ワンコーラスめとツーコーラスめの同じパートで盛り上げる…とか、
    細かいこと想定して詞を書くくらいなら、
    先に曲があった方がかえってラクな気がする。

    ところがですね。やっぱり、先に曲があると、
    詞の方に自由度がなくなっちゃうんですね。のびのびしなくなっちゃう。
    そりゃね、先にコトバの長さとか、ある程度決められちゃうわけだから。
    しょうがないですけど。(というかミュージシャンじゃないんで予想ですが)

    そんな話をしていて、ふと、
    「あれ、この感覚って、なんかに似てるよなあ…」
    という気になった。

    これが驚いたことに(いや、誰も驚かないと思うが)
    人物の絵を描くときの「顔の描き方」…なんですねえ。
    「輪郭」を先に描くか「目鼻のパーツ」を先に描くか。

    この場合、どっちが「詞」でどっちが「曲」にあたるでしょー…。
    もちろん、輪郭が「曲」で、目鼻が「詞」ですね。
    先にパーツから(まあ、普通目からですね)描き始めると
    すごくいい気分で描けるんですが、
    あとで顔の輪郭描くのって、すごくむずかしいんですね。
    バランスが崩れてしまう。
    逆に先に輪郭から描くと、目鼻はキレイに納められるんですが、
    なーんか魅力的になんないんだよねえ。決まり過ぎちゃうっつーか。

    絵描く人には、けっこう共感のある話だと思うよ。いやマジで。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん514
  やつら(その2) 

  • 【2003年2月26日ぶん】

    (前回のおはなしから見る)

    彼らはロケバスに乗って現れた。
    もちろん、小さなロケバスである。
    照明機材の太いコードの隙間を縫って、こちらに向かって走ってくる。
    「ああ、やっと来たか…」
    「………」
    「………」
    「………」
    「おい!まだあんなところにいるのか!」
    「なにせ、小さいっすから、時間がかかるんすよ…」
    「まどろっこしい!誰かクルマごと抱えてもってこい!」
    「わかりましたっ!」
    …と、走り出そうとした瞬間だった。
    「ああっ…」

    次の瞬間、小さなロケバスはさらに遠いところにいた。
    大道具を抱えて足下が見えていなかった美術さんに
    みごとにけっとばされてしまったのだ。

    ロケバスは一度高く上がると、
    くるくるくると3回転して着地、横倒しのまますこし滑って、止まった。
    ブリキっぽい、やたらに軽い音がした。
    交通事故の悲惨な感じはそこにはなく、クルマも壊れていない。

    ドアが開いて、中から小さな男たちが出てきた(ような気がする)
    ちょっとフラフラしているようだが、怪我はない(ような気がする)
    なにせ遠い上にちっちゃいのでよく見えないのだ。

    「ちっさいとさ、大丈夫なんだよね。
     アリとか、高いとこから落ちても、ぜんぜんだいじょぶでしょ。
     重力がね、かかんないんだよね。あんまり。聞いたことない?」
    「監督、のんびり分析してる場合じゃないんじゃないですか?」
    「あ、そうだった。そうだった。おい。早く連れてこいっ」

    彼らは20秒後、台車に乗せられてやってきた。
    (つづく…)

    だらだらだぶん

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 だらだらぶん513
  逆転 

  • 【2003年2月25日ぶん】

    自分は人間としてどういうタイプなのか…というと
    「センコー逃げ切り型」の人間である。
    「センコー」と言っても「先コー」ではない。
    なんとなくカタカナで書いた方が「センコー」感があったのでそうしただけだ。

    と言っても、あんまり「後半逆転型」という人間は見たことがない。
    「いやあ、いつも最初は負けてるんですけどね、耐えて耐えて、
     最後には必ず逆転するんですよ〜」なんてヤツはあんまりいない。

    だいたい「逆転」ってのは、あんまり起んないから劇的なんで、
    50%の確立で逆転するようだと、先行してることにあんまり意味がなくなってしまう。

    つまり、モーニング娘の人気が復活することは
    なかなかむずかしいんではないか、と思うのである。
    がんばってほしいけど。

    だらだらだぶん

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 だらだらぶん512
  中島 

  • 【2003年2月24日ぶん】

    道を歩いていたら♪…の銀河ぁ〜というダミ声が聞こえてきた。
    中島みゆきだ。
    10年に一度は大ヒットを出すってんだからすばらしい人だが、
    あの声。「がぁ〜」は、ちょっとひどすぎるんではないの?
    なんで誰も責めないんだろう。曲がいいからか…。
    しょうがないから許してるのか?甘やかしすぎではないのか?
    天は二物を与えずってことか?

    「いやいや、あの曲にはあの声でなければいかんのよ」
    っていう人もいるかもしれない。ユーミンとかもそうだけど。
    「いやいや、キレイな声であの情念は表現できんだろう」
    っていう人もいるだろう。確かにそれはそうかもしれない。

    だとすると、あの人のあの声は、情念が出させているのか…?
    情念を込めて唄っているうちに、声がああいうふうになっていったのか?
    だけどデビューのころの「時代」って曲には、
    そんなに情念を込める必要は無かったような気がするが…
    ♪めぐる〜…だし。よくわからんが…。

    まあもともと、っていうか生まれつきなんだろう。
    だとすると、もっとも唄にふさわしい声を持って生まれてきたってことか?
    天が二物を与えたってことか…。

    ひょっとしたら声が一番最初か?
    唄っていたら「がぁ〜」だったから、普通の唄は作っても歌えなくなって
    どんどん情念系に流れていったのか…。
    だとしたら、その人生こそ情念だなあと思う。
    たぶん、というか絶対、考えすぎだけど…。だらだらだぶん

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 だらだらぶん511
  ギロバチ 

  • 【2003年2月23日ぶん】

    道を歩いていたら、おとうさんと幼稚園くらいの子供の二人連れが信号待ちをしていた。
    子供が「おとうさん。みぎみてひだりみたら、わたってもいいの?」
    と聞いていた。かわいいもんである。
    おとうさん「そうそう。そうだよ〜」

    いかん。それはいかん。
    右見て左見て、クルマが来てなかったら、渡ってもいいんである。
    何のために左右を見ているのかを忘れてはいかんのである。

    昔ケロヨンという巨大なカエルが、
    ♪みーぎみーて、ひだりみてー、もーういーちど、みぎをみてー〜
    と唄っていたのを思い出した。
    と言っても誰も知らないだろうが…。
    ケーロヨーン。バハハーイ。とか、すごく異常な会話をするカエルだったが…。
    ギロバチとかは、もっと誰も知らないだろうな。
    子供向けのキャラで、隻眼というのもなかなかすごい。今考えると…。

    そんなことはどうでもいいのだが、
    その歌を思い出して、子供の頃、
    右見て左見て、もう一度右を見てたら、
    今度は左が危ない気がして左を見なくちゃいけなくなって、
    これじゃあ、一生渡れないなあ…と思っていたことを思い出した。
    へんな子供だった。だらだらだぶん

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 だらだらぶん510
  お詫びして修正 

  • 【2003年2月22日ぶん】

    もうだいぶん前のことになりますが、
    間違っとる。というご指摘がありました。

    「ギターを抱いたワタリガニ」というのは、
    正しくは「ギターを持ったワタリガニ」…というか
    もともとが「ギターを抱いた渡り鳥」だと思いこんでいたのが
    正しくは「ギターを持った渡り鳥」だった…ということです。

    そう言われればそうだったような気がします。
    …しかし、しっかり抱いていないと
    落としちゃうような気がするんですよね。渡り鳥としては…。

    あ、そうそう。
    プルッとこんにゃくのつづきも書きますよ〜。そのうち…
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん509
  ブランク 

  • 【2003年2月21日ぶん】

    こんなに長いこと、休んだことないので、
    ちょっと完全復帰までは、時間がかかるのではないかと思われる…。

    とりあえずは小ネタでつないでいこう…。

    007…。
    だぶる・おー・せぶんと読む。
    だけど子供の頃はみんなぜろぜろせぶんと読んでいた。
    だってこれっておーじゃなくてぜろじゃん。

    ひさびさの新作。
    ダイアナ ザーデイと言うやつらしい。
    人の名前なのか…。

    やはり完全復帰までは時間がかかりそうだ…。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん508
  やつら(その1) 

  • 【2003年2月9日ぶん】

    「もっとおーきなモノを、作るしかないんじゃないっすかね」

    新製品『ぷるっとこんにゃく』CMの撮影現場である。
    ぷるっとした食感がウリのこの商品は、CMにおいても
    この「ぷるっ」を表現することが大きな課題となっていた。

    「この撮影方法じゃ、これ以上ぷるっとさせるのは不可能だと思うのですが…」

    このぷるっとこんにゃくは同時に、しっかりとした歯ごたえも、
    商品の大きな魅力になっていた。
    この「ぷるっ」というのは、あくまでも「食べたとき」の感触であって、
    見た目にぷるぷるしているわけではなかったのである。

    「しかし、見た目にぷるっとして欲しい、というのが、クライアントのオーダーだからなあ…」

    「だからですね。巨大な『ぷるっとこんにゃく』を落下させて撮影すれば、
     この端のところがもうちょっと「ぷるっ」としてくれるんではないかと思うのです」

    「ダメだ。今回の撮影は、あくまでも『本物感』で行ってくれと言われている。
     巨大なものを作っては、こんにゃくに欠かせない「きめの細かさ」を表現できない。
     あくまでも現品。本物を使うのを前提としなければ…」

    しかし、揺れてくれないのである。

    「カメラ、もうちょっと寄るか?」
    「ダメです。これ以上寄ると、レンズがこんにゃくにくっついてしまいます」

    「監督…」
    「なんだ?」
    「もう、アレしかないんじゃないですかね…」
    「アレ?アレか?…」
    「そうです。やつらを呼ぶしかないんでは…」
    「やつらか…。呼ぶか…」

    そして急遽、現場に呼ばれたのは、
    平均身長3cmの、小さなプロジェクトチーム
    SMALLS(special miracle all local location service)だった。
    つづく…

    このお話は(もちろん)フィクションです。
    関係する団体、その他、いっさい存在しません。ホントに。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん507
  牛と豚 

  • 【2003年2月6日ぶん】

    最近睡眠時間が不足しているので、
    ごはんを食べると、瞬間眠くなってしまう…。
    思わず「ああ、食べてすぐ寝ると牛になってしまう…」とつぶやいて、
    いまどきそんなこと言うヤツはいないな。と自分で思った。
    そんなコトバ、聞いたこともない人も多いだろう。

    どっちかというと、
    「食べてすぐ寝ると『豚』になる」んだよな。
    この方がまったくもって共感がある。
    というか、実感だな。
    忙しいのに太るのはなんでだ…。と言う人は多いが、
    たいがいは忙しくてメシを喰う時間が無く、
    夜中に喰って酒飲んですぐに寝るから太るんだな。

    本当は食べてすぐ寝るとカラダにいい。
    というか、正確には「食べてすぐ『横になる』と消化にいい」らしい。
    その場合、右を下にすること。
    なんでかわからんがそうらしい。
    たぶん、胃とか腸とかの形のせいだろうと思う。
    だらだらだぶん

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 だらだらぶん506
  やや小ネタ 

  • 【2003年2月1日ぶん】

    ふだん何気なく見ている「文字」が、
    あるとき急に「こんな字だっけ?」と思えてくることがあります。
    今日はまったのは「ユンソナ」。
    こうやってタイプしてるとわかりやすいんだけど、
    紙に書いてみて下さい。
    「あれ?これであってるんだよな…」てなカンジになってきます。
    ユンソナ…
    コンソナ…
    ユンソメ…
    コンソメ…
    結論。ユンソナとコンソメは似ている。
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 だらだらぶん505
  超小ネタ 

  • 【2003年1月29日ぶん】

    想像するとすごくおかしい
    『ギターを抱いた渡りガニ』

    …しかしモトを知らないとなんのことだかわからない。
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 だらだらぶん504
  小ネタ 

  • 【2003年1月28日ぶん】

    ウチの近所の駅前に、葬式の案内のカンバンを持った男が立っていた。
    指さしの絵の横に「中川家」と書いてあった。
    不謹慎だが、ちょっと笑ってしまった。だらだらだぶん

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 だらだらぶん503
  相撲というスポーツ(縦軸と横軸) 

  • 【2003年1月27日ぶん】

    今日も相撲の話ですが、
    相撲ってなんだ?って考えるとけっこうおもしろいですね。
    横並びにスポーツとして見ると、今の状況は当然のことだったりします。
    メジャーリーグやサッカーと比べれば、外国人が多いのはあたりまえだし、
    やっと国際的なものになったのか。という見方もできる。
    松井がニューヨークに行ってよろこんでいるくせに、
    外国人の横綱を受け入れないのは勝手というもんですよね。
    もともと外国人が増えたのは、日本の事情ですもんね。
    新弟子が集まらない部屋の親方たちが、
    自分の部屋の隆盛のために、人材を外に求めたから増えたんで、
    もともと、外国から頼まれたわけではない。

    「国技」とか「伝統文化」みたいな見方がありますが、
    まあ、あんまり興味ないですね。みんなそうじゃないかと思う。
    本気でそう考えるんなら、最初っから閉ざされた世界にするべきだった。
    高見山を作るべきではなかった。ということですね。
    それはイコール、歌舞伎、能、狂言になっていく、ということですが。
    もうそこへは戻れないし、だとすれば、文化…みたいな考え方は捨てるべきですね。

    それでも、相撲がスポーツとは違う、と思うのは、
    「試合」という横軸の他に「出世」という縦軸があるからだと思います。
    その日の試合(取り組み)、その場所の成績、に対する興味より、
    番付、というものを核にしたその選手(力士)の一生に興味がある。
    角界全体を俯瞰で見たストーリーがおもしろいかどうか、が
    実は相撲の人気を左右しているのです。
    このストーリーがよくできている時期は、相撲の人気が高いときです。
    柏鵬時代とか、若貴時代とか、そういう呼び方をするのもそれですね。
    日本人が、なのかどうかはわかりませんが、そういうのがスキなんですね。

    いわゆる戦国時代の武将の話と同じです。
    いろんな武将が群雄割拠していて、その中で、一人の主役がのし上がっていく。
    そこにはライバル(悪役)が必要で、挫折が必要で、
    最後には勝つ、というカタルシスが必要なわけです。
    数秒しかかからない、その日の一番だけでは、それは表現できない。
    15日間のその場所だけでも、まだまだ表現できない。
    入門から引退まで、人生そのものがひとつの試合だと言えます。

    ホントに日本人はそういうのがスキですね。
    格闘技にすぐ団体間の抗争を持ち込んだり、
    ウルトラマンをファミリーにしちゃったり、
    モーニング娘。がやたらとメンバーの出し入れをしたり…
    実はそれぞれの個体にはあんまり意味がなくて「関係」がスキなんですね。
    いまの相撲界が、それを作り出しにくい状況になっているのが、
    一番の問題なわけです。
    逆に言うと、それが作り出せればすぐに復活しますね。
    …と、言うのはカンタンですが…。
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 だらだらぶん502
  貴乃花 

  • 【2003年1月24日ぶん】

    相撲界の今後ははたしてどうなるんであろうか…。
    まあ一回落ちるとこまで落ちるんでしょうね。人気的にはね。
    朝青龍には悪いけど、やっぱ見る気しないよねえ。
    あ、朝赤龍って力士もいるの知ってる?十両に。やっぱ強いらしい。
    いつもこの話になるんだけど、名前の付け方、
    もうちょっと考えた方がいいよね。
    「朝」はいらないんだって。「青龍」でいいじゃん。
    こっちの方がぜんぜん強そうでかっこいい。青龍刀みたいで。
    そのうち東西で青龍と赤龍が横綱になったりするんだろうけどね。

    実はこれ書いてるのは日曜で、もう優勝も決まってるんだけど…
    幕下から、ほとんど優勝力士は外国人らしい。
    なんで外国人が強いのか。より、
    なんで日本人がダメなのか。を考えた方がいいよね。こうなってくると…。

    身体能力の差ってことではないと思うよ。
    モンゴルの人たちって、そんなにでかくないもんね。
    いい素材がこの世界に来ないからでしょうね。
    相撲があこがれのスポーツじゃなくなっちゃってるから…。
    もともと「あこがれる」タイプの競技じゃないけどね。

    それでも貴乃花みたいに「相撲を愛してる」ひとが出てこないとつらい。
    今日、フジで1時間くらい貴乃花がしゃべってたけど、
    すごくちゃんとしたこと話してましたね。
    なんだか、初めてあの人をかっこいいと思いました。マジで。

    実はこの先も相撲界の行く末を左右するのは貴乃花かもしれん…。
    あの人が指導者のカリスマになんないと、
    新しい人が出てくるのはむずかしい気がしますね。
    本当にがんばってほしいと思います。いやマジで。

    相撲って実はすごくおもしろい。と私は思います。
    特に国技館で見るのはめちゃくちゃ楽しい。
    まずやるべきことは、入場料の値下げかも…。
    と言っても、枡席で見ないと、あの楽しさはわかんないと思うが…。
    スポーツ観戦と、観劇と、宴会の楽しさを併せ持っているんだよね。
    いい意味でアバウトで。
    なんたって、席でタバコも吸えるってのがすごい。

    話がそれましたけど、
    貴乃花の息子が出てくるまでの間(出てくるのかどうかわからんが)
    とにかく「なくならない」ことを祈りますね。
    経営不振で民間業者が買い取って、
    プロレスみたいになったらどうしよう…なんて、
    本気で心配しています。覆面力士とか出たりして…。
    金網結びの一番とか…。
    それだけはなんとか避けたいもんです。だらだらだぶん

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 だらだらぶん501
  掲載 

  • 【2003年1月23日ぶん】

    なんだか知らないが泉麻人という人が
    自分の本にちょこっとだけ、ここのことを取り上げてくれた。
    アスキーの「電脳広辞園」という本で、てきとーなコトバをとにかく検索して、
    でてきたHPをおもしろおかしく書く…という主旨だ。
    その中の「死語」というコトバの項で
    「今夜も死語硬直」のことが出てくる。
    これをまた転載すると、いくらモトがこっちだとはいえ、
    権利的に、ややこしいことになるんだが、まあおおおまかに言うと…

    『今夜も死語硬直』というサイトを訪ねてみた。採取した死語にまじめな解説を加えるのではなく、作者が勝手な解釈を展開していく。たとえば「すっとこどっこい」。作者はこの言葉を「すっとこ度」が「濃い」と二分した上で、平安朝の朝廷に仕える要職に「ひょっとこ」「やっとこ」「すっとこ」の三職があり…(中略)…パロディ辞典、風の本に仕上げても充分楽しめそうな、なかなかレベルの高いサイトである。


    こんなことを書いていると、「この店が東京一週間に掲載されました」
    という張り紙をしているラーメン屋のようで
    すごく恥ずかしくなってきた…。

    文章の中に「まじめな解説ではなく、作者が勝手な解釈を」というくだりがあるが、
    本当だと思われた方もけっこういらっしゃったようで、
    「ここに書かれている『妖怪なるへそ』についての本はどこに売っているのか」
    という、すごく真面目な問い合わせをいただいたこともあったりする…。

    それにしても、まあ、しろーとだと思われてるんだから当然だが、
    「なかなかレベルの高いサイトである」なーんて、ちょっと見下されてるよなあ。
    ま、いいか。だらだらだぶん

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